一次産業に関わる者として、誇り高く仕事を進めることだ。山を守り、木を使うということは、水源地となる森林を守ることになる。流域は運命共同体であり、その最上流で、この手で考えながら仕事ができるというのはこの上ない幸せなこと。
僕にしかできない仕事をしています。お金は儲からないけど、とても豊かな暮らしを送れる。山の懐に抱かれて、そこで自分の能力を発揮できる。相手は地球です。絶対に勝てない相手。
畏敬の念と謙虚な気持ちで、山の恵みをほんの少し頂いて、それを糧に生きる。
地味だけど、地に足が着いた仕事。それが僕の自慢です。
大きな生命体のような、名も無き山が僕の周りに存在する。それらは目の前にある。足元に拡がっている。そこには命が満ち溢れている。頂には神が宿っている。
つまらない人間関係を忘れて、自分のしたいことに没頭できる環境に感謝だ