市井(しせい)の・・・

市井(しせい)という言葉がある。僕は名も無き職人の魂だと理解している。金・地位・買名。それらの欲を抑え、ひたすらに自分の仕事をやり遂げること。誰かに評価されることを期待せず、徹底的な自己評価によって仕事を全うする姿勢。
市井の炭やき・木こり・木挽きになりたいと心から思う。
僕が目指すのは、名も無き山守。日々消えゆくものを愛おしみ、大切にするような生き方。自分がどうありたいか?だけを自らに問い、例え独りきりでも、堂々と、悠々と進むんだ。
誰も見ていないからこそ、美学を貫くような、そんな生き様を貫いて、僕は頑固で楽天的なジジイになりたい。
そして、できるのなら、最後に関わった山にこの身体を捧げてから星になりたい。
けど、現実はそうはいかない。欲を捨てきれず、人に認められたがり、怒りを抑えきれず、みっともない姿を晒している。せめて、自分の過去に爪を立て、明日に向かって吼えたいんだけれど・・・・

投稿者: 炭やき人

北三河木こり人、北三河炭やき人、北三河木挽き人

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