ネイティブアメリカンの教え。遥か昔、気が遠くなるほど離れているけれど、ネイティブアメリカンと僕たちは先祖を同じくしている説がある。環太平洋理論。
難しいことはよくわからないけど、確かに顔も似ている。インディアンと呼ばれたのも、アメリカ人がはじめて彼らを見た時に、インド人みたいに見えたからだとか。
僕はずっと前から(多分学生の頃から)、ネイティブアメリカンの思想、信念をリスペクトしていて、北山耕平さんの本もかなり読んだ。今とこれからの日本人にこそ、大切な考え方をずっと前から説いてくれている。
コロナに振り回される毎日だけど、やっぱりココロの真ん中には、母なる地球が据わっているんだなあ。これもネイティブアメリカンの教えです。
「岩は偶然ここにあるのではない。木は偶然ここに立っているのではない。そのすべてを造った者がいる。私たちにあらゆることを教えてくれる者が。」
この星に、外から入ってくるのは太陽エネルギーだけ。それ以外のものは、全てこの星の上で輪廻しているだけ。そして、太陽エネルギーを直接採り入れられない動物たちは、光合成をする植物を摂ることで、父なる太陽の恵みを直接カラダに取り込める。
その植物たちと、植物たちを育む微生物たちを創ったのは、母なる地球なんだなあと、しみじみ想う。
僕は無宗教だし、スピリチュアル系も苦手だけど、母なる地球という考え方は深く納得できる。山村の春の日差しの中で、ふと、そんなことを考える。