炭窯造りは少しずつ進んでいます。今度の土曜日、その次の土曜日と、手伝い募ります。直接メッセンジャーで連絡下さい。
そして、僕の頭の中には、いくつもプランがある。それらは夢物語ではなく、山の恵みをいただいて、それをキチンと使ってゆくという「仕事」である。
そのプランの一つに、「命の箱造り」がある。幸せなことに、僕の周りには建築家、大工、木工作家など、木に関わるプロフェッショナルが多くいる。「タチキカラ」つまり、山に立っている木を伐るところからスタートして、それを挽くまでは僕の手の内にある。
挽いた木をどう使うか?実際にどんな工法で、どんな建て方をするか?それらを託す相手もいる。
今回、僕が最も信頼する設計士である安井氏(実は僕の義理の兄だ)と、北三河の木をふんだんに使った、断熱よりも蓄熱を考えた「命の箱」造りをスタートさせることにした。詳細は、追々伝えてゆきます。
伐り旬から始まり、倒し方、乾かし方、木取り、挽き方には徹底的に拘る。ある意味、革新的なことだけど、実はとてもオーソドックスで普遍的な建物になるはずだ。当分の間、試行錯誤が続くし、実験的な仕事ばかりになるはず。すぐには稼ぎにはならないかもしれない。けれど、これが僕の集大成になるのは間違いない。
木と地の土を生かした家造り。僕の持っているモノは全て注ぎたい。設計側のリクエストにはとことん、応えたい。それは僕の「仕事」である、自治区定住促進にもつながる。山村で雇用を生み出す「仕事」にも直結している。
場所は僕の工場内。まずはモジュール制作からスタートかな。僕の工場に、全てを集約しつつある今、モデルルームも作ることにしました。
製材所、炭窯、将来的には熱化学還元処理炉、北三河スギ(60年生くらいの、間伐で出てくるランクの材を目一杯性能上げた状態で使う)蓄熱の家。
しかも、まだ空いている工場建屋もあるので、そこには家具とか木工を生業としたい人を誘致したい。僕の工場内で家具造りをしたい人を求めています。
厳しい審査を突破したその人には、時々僕と一緒に山に入り、伐採作業も教えます。製材も叩き込みます。
自分で伐り出して、挽いた木で家具造りできるような職人になってもらいたい。まだまだ、僕の脳内には面白いプランがあるし、僕の引き出しにはたくさんのお宝が入っている。
楽しみにしていてください。