僕の仕事

自治区の定住促進部でいろいろと動いている。僕の「仕事」だ。
約1000人の自治区で、信頼できる区長の元、自治区にはいろいろな「部」があって、それらの「部」がどう動くかは、基本的な自治区のプランに基づく。

そして、数ある部の中で、大切な役目を担っているのが「定住促進部」である。去年度から僕は部長を仰せつかっていて、重大な責任を感じている。
何よりも、「ヨソモノ」にこの重責を担わせているという自治区の懐深さを感じる。頑張り過ぎないように頑張ります。
僕もこの地へ移住してきて12年目。集落ではすっかり、家族のように扱ってもらっている。たいした努力はしていないのに、町内会長も2度やらせてもらった。
部長も町内会長も、自治区の役員として扱われる。僅かだけど報酬もある。やりがいもあるし、立候補する訳ではないので、選んでくれた人の期待も背負っている。

ただ、僕は「ヨソモノ」としての分をわきまえようと思っている。この先10年暮らしたとしても、「ヨソモノ」に変わりない。地域の人たちからすれば、3~4世代暮らして地元民。という意識があるのは事実。

両方の立場や気持ちがわかるから、この役目にも意味があると考えている。本来ならば、僕がやる「仕事」ではないはずだからだ。ただ、やるからにはちゃんとやりたい。部員さんたちは皆、やる気と行動力を持っている。副部長の啓佑も真剣だ。

来月、定住部主催の勉強会を行う。それは市役所旭支所から、豊田市の空き家情報バンク制度の説明をしてもらう。
地域面談(移住希望者が契約前に家主、地域と顔合わせをし、お互いに意見を出し合い、納得し、地域が了承、家主が決定するプロセスを経て、賃貸なり、売買なりの契約をするという支所主体のルール)の各町内独自のガイドライン作成についても意見交換から実際に作成するまでを行いたい。

この数年、町内会長を巻き込んだ動きを模索している。まず自治区側(実際には僕たち)が動き、行政と町内会長の仕事を増やすのが僕の役目だ。もちろんそれ以上に自分が動くことは前提だけど。

副部長の啓佑と話をしていて、何のための活動なのか?という話になった時、迷いも矛盾も無く、この自治区の未来のため、子孫のために、自分たちができること、したいことをする。とても単純な想いを共有できている。それがすごく嬉しいし、誇りに思う。

投稿者: 炭やき人

北三河木こり人、北三河炭やき人、北三河木挽き人

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