今年は・・・

先日、「SDG’s」や「カーボンニュートラル」について否定的なことを書いたけど、別に否定するつもりはない。

ただ、僕からは遠い場所の話だと思った。「ウッドショック」にしろ、「木質バイオマス」にしろ、日々の僕の仕事に直接影響も関わりも無いだけだ。「J-クレジット」には多少関係してくる可能性もあるけれど、いずれにしろ机上の数値化にはさほど興味が無いのだ。

僕が最も大切だと思う「感性」は数値化できない。たとえ数値化できたとしても、陳腐な表現になるだけだろう。
「感性」で表現できるのは「合う」「合わない」だと思うんだ。人間関係もそうだ。口先だけの時間泥棒たちと上手くやってゆける気は全くしない。
そう。横文字のスマートな表現も彼らも、僕とは「合わない」のだ。あと約1ヶ月で還暦だけれど、50代になった時、誓った事がある。それは「好きな人とだけ付き合う」ということ。もちろん、大人の事情で「嫌いな人とも関わる」ことをするけれど、基本は合わない人をシカトだ。

事業は更に充実してきている。だからこそ、より一層、小汚くて偏屈なおっさんに磨きをかけてこんな自分を貫こうと思っている。

僕の憧れは、75歳の自分自身。「頑固だが、楽天的な山のジジイ」だ。
まだまだ、そこに到達するにはたくさんの事をしなければならなくて、もっともっと挑んで乗り越えなければ。それが楽しみで仕方ない。

去年の結果は、これからの最低条件でしかない。何とか無事に新年を迎えることができた。

今年も変わらず、一本の木を生き物として扱ってゆきます。

去年を振り返ると、一番記憶にあるのはやはり、クラウドファンディングを通じて、たくさんの人に支援をしてもらったこと。完全に予測を上回る結果でした。本当にありがとうございました。リターン品については、来年早々から段取りします。順次お届けしますので、もう少しお待ちくださいね。

春に中日新聞に載せてもらったのも印象深い。田舎のおじさんやおばさんたちが一気に、僕を認識してくれた。いまだに、「あー、新聞に載っとった人だね」と言ってもらえる。ホームページのアクセスも掲載翌日は記録的に多かった。

雑誌の取材も何件かあって、どれも嬉しい出来事だった。もちろん、メディアに出ることが目的ではないけれど、やはり少なからず承認欲求はあるのだから、素直に嬉しいと思う。

どちらにしても、多くの人に助けられ、支えられて生きている事は間違いない。地味だけど、僕にしかできない仕事と場所を与えられている。今以上に頑張るしかないと思います。

投稿者: 炭やき人

北三河木こり人、北三河炭やき人、北三河木挽き人

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