今日は冬至だ。
毎年、同じような事を書いているけれど、僕にとって、母なる地球と父なる太陽の位置関係は、絶対的であり、普遍的であり、全ての源であると考えるからだ。
今日を境に、言ってみれば、陰から陽に転ずる。
明日からは太陽エネルギーがプラスに転じる。
夏至までの半年、父なる太陽は少しずつだけど、降り注ぐ光を増やしてゆく。この地球に、外から入ってくるエネルギーは太陽の光だけなんだそうだ。後のモノは、全てこの星で輪廻転生しているだけ。人工物も、ケミカルなモノも、元を辿れば、大地の恵みだ。
一番遠いからこそ、父なる太陽に感謝したくなる(夏至の日は、一番近いからこそ、感謝したくなる)。
僕の生業は、木に関する事だから、僕の仕事は全てが、光合成に起因して生まれるんだ。
考えてみれば、何て神秘的な営みなんだろう。
木々も、山も、水も・・・「火」「風」「土」「水」の4つの神に対し、あらためて畏敬の念を持って、向き合いたいと思う。
今日は朝から雨だった。これだけ気温が低いけど、雪にはなっていない。夕方、西の空が明るく見えて、大急ぎで山の上まで行き、冬至の太陽光を撮った。
素直に、感謝の気持ちを捧げながら。
