こんな日

今日は雨の予報だったし、夏の疲れもあって、一日家にいた。誰とも会ってないし、誰とも話してない。

こんな日もあっていい。米も野菜もあるから、お金も使っていないけれど、電気やら水道やら、生きてゆくための経費はかかる。最低限の暮らしをするための金、固定資産税、車の車検など。黙っていても金はかかる。

それを稼ぐことは、最優先事項だ。稼ぎだから、多少不本意なことでも、黙ってやる。僕の場合、独り親方だし、組織に属していないから、不本意ながらやる稼ぎというのは、とても少ない。

内山節さんや、渋澤寿一さんの言われる「稼ぎと仕事」

内山さんは「自由と自在」という言葉にも置き換える。
「自由」はお金で買える。「稼ぎ」があれば、「自由」は手に入る。
「自在」は、自分自身の存在を自分で成し遂げる事。志を持った「仕事」の達成感で味わえる。

渋澤さんは「稼ぎと仕事、両方できて一人前」と言われる。

ホントに、そのとうり。僕が考える「稼ぎ」とは、文字どうり、日々生きてゆくための外貨を稼ぐこと。

「仕事」とは、お金にはならなくても、自分がやりたいと思うことを黙々とこなすこと。例えば、誰も見ていないときに、道の草を刈ったり、お宮さんの掃除をしたり。「仕事」のような「稼ぎ」もある。志を持って行動したことで、報酬がある場合もあるから。

だから、今日は自分の「仕事」に精を出した。家の掃除、書類整理、雨が降ってきたから読書。

金自分のことも満足にできないやつが、世直しとか人助けなんて言っても、薄っぺらいだけ。

雨だけど、宇宙(そら)に想いを馳せ

離れているけど、あの母なる森に魂を放ち

まだ見ぬ自分の未来の姿にエールを送る

たまには、独りで自分に向き合うのも必要だと思うんだ。

投稿者: 炭やき人

北三河木こり人、北三河炭やき人、北三河木挽き人

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