明けましておめでとうございます。
還暦を過ぎて、身体は衰えて、老化してゆくんだけど、まだまだ夢というか、見えぬ未来にワクワクしている。やりたいことは山ほどある。
目指すのは、頑固で楽天的なジジイ。
市井の職人として、特に目立たず、承認欲求は人並みにあるけど、人からの評価にはできるだけ背を向け、自分のしたいことを続けてゆきたい。毎日消えゆくモノを大切にしたい。見えないモノを愛おしみたい。
「世直し」とか、「誰かのため」とか、「世界平和」だとか、「業界の発展」とか、そんな大それたことは目標にはしてなくて、自分がしたいことをする。「稼ぎ」も「仕事」も。
大きな事を成し遂げるより、目の前の小さな仕事を一つずつ完成させる。それが僕の「分」だと思うんだ。
「生きることが仕事」になれるように自らの環境を整えたい。
自分が大切に思う人が穏やかな毎日を送る事。
「老い」と「死」は毎日確実に近づいてくる。
そこから目を背けず、動きながら考える事。
そして、毎回想うことは「誰とも戦わないけど、誰にも負けない」という事。
誰かと比較して、自慢することなんて何も無いけど、悲観することも何一つ無いんだ。
今自分が持っているモノで仕事を組み立ててゆく事が僕のやり方。「野生の思考」を実践したい。
今年も伐採から製炭、製材までを天職ととらえて進みます。
何でも自分でやりたがる、やっかいな性格だ。何でもやるということは、一つ一つの仕事が中途半端でもあること、次の工程も自分なので、甘くなる事。
それは自覚した上で、「俺はこの仕事しかできないけど、この仕事は俺にしかできない」と、そこは自信持って言える。
と、毎年同じ事を思い、同じような行動をしてる。進歩が無いのは、ブレていないこと。
今年も大丈夫だ。応援よろしくお願いいたします。