昨夜は涼しかった。もちろん、エアコンはオフ。窓開けて、扇風機弱風で寒いくらい。
24節気では「立秋」それを意識して周りを見たり、肌感覚に注意を向けてみる。
田んぼではようやく、花が咲いて穂が出始めた。
日の出が遅くなり、赤とんぼが急に増えた。朝、僕の家の周りは鳥の声で満たされるんだけど、明らかに変化してきた。昼間の暑さはキツいけど、屋根下ならば空調服無しでも良くなった。
仕事を終えて家に戻り、ボイラーを焚きつつ稜線を見ると、夏至の頃から比べて、早い時間に南寄りの場所に太陽が沈む。コオロギが鳴き始めた。
日が昇る、日が沈む。これは僕たちの見た目の話。実際には、恒星である太陽は動いてなくて、惑星である地球が自転(時刻)と公転(季節)をすることで、日が沈むように見える。
僕は子供の頃にこの事実を知り、それ以来この大宇宙にぽっかりと浮かんだ母なる地球が、堂々と回転している様を想像するようになった。日が沈む(ように見える)時、太陽は動いてなくて、自分が立っている大地が、この大きな地球がダイナミックに回っていて、自分の位置が太陽から離れてゆくのを想像する。ちなみに愛知県あたりの、地球自転速度は時速1300kmくらい。これはマッハ1に相当する。これを40億年以上、変わらずに回り続けているこの星。
重力と自転の遠心力のバランスで、重力が少し強い状態で、地表にくっついているだけ。重力とは、この地球が僕たちを引き寄せているチカラ。
何て神秘的で素敵な事なんだろう。身の回りに起こる事象の全ては、引き合って、収まるところに収まる。それが万有引力の法則。
人間関係もそうだ。誰と魂を呼び合うような出会いをするか、それは神様と約束された事だと思う。誰にも知られず、愚直に事を成すことで、それは自分に返ってくるのが、宇宙貯金。
そして、それも地球の重力が関係していると思う。
木を伐る時、受け口を掘って、追い口を入れてゆくとあるタイミングで木が動き始める。そして、動き出した木は止められない。地球に引かれて大地に向かって倒れてゆく。
重力(引力)って、本当に不思議で、時空を曲げられる(次元を超える事)のは重力だけ。アインシュタイン理論だ。映画インターステラは深くアタマに残ってる。地球以外にも当然、重力は存在していて、ブラックホールが光も通さないのは、想像を絶する重力が光を吸い込んでしまうから。
肉体労働で疲れた身体だけど、火を焚きつつ、そんな偏屈な事を考えるのも、周りを名も無き山々に囲まれて地味に暮らすこの場所だからこそ。
