想い

山あいの、製炭と製材 工場で煙を上げ、木を挽く。それを生業とした暮らし。

収益は少ないけど、山の恵みを頂いて豊かに生きられる実感と、山河に抱かれる絶対的な安心感。

64歳にして、微塵の後悔もない(反省は多々あるけど)今この時。

窯も自分で打ち、炭の原木も、木挽の原木も、木こりとして伐り出して来て、この場所に集約してある。

もちろん、仕事も暮らしも、一人では成り立たず、いつも誰かの助けを借り、心配りをもらってようやく、細々とやっている。

毎回、窯を焚いている時はこんな事をしみじみと想う。

「火(太陽)」、「風(空気)」、「土(地球)」、「水」。

四つの神聖な存在は確かに自分の周りにあって、それを意識してみると、お金だけじゃない豊かさは、誰でも享受できるんだと気付く。

それを教えてくれるのが、山河の存在なんだなあ。

誰かにどう思われているか?よりも、自分がどうありたいか?

の方が大切な指針となる。

世間は派手でカッコいい事を称賛するけど、そこじゃなくて、

「誰とも戦わないけれど、誰にも負けない」って密かに呟きながら、自分のできる事を、自分の能力のちょっと上を狙って地味に続けるしかないって想う。

投稿者: 炭やき人

北三河木こり人、北三河炭やき人、北三河木挽き人

コメントを残す