あるMLで、「風の人・土の人」というタイトルの文を読んだことがある。外から刺激を持ち込むのが「風の人」、それを実践するのが「土の人」という解釈だった。僕は「水の人・木の人」があるんじゃないかと思う。「水の人」は、高い所か続きを読む “何の人?”
投稿者アーカイブ:炭やき人
山の民の知恵と精神
僕が山仕事に必ず持ち歩く「割打:カンブチ」。土佐の両刃ヨキで、金馬斧とも呼ばれ、背中に焼き入れしてあって、金槌としても使える。枝払い、伐倒するときの矢を打ったり、鎹を叩いたりする。 この「カンブチ」にはもう一つ、重要な役続きを読む “山の民の知恵と精神”
15年・・・
15年って、あっと言う間。僕は42歳でSEを辞めて炭やき職人の道へ入った。炭やき修行はその前から続けていたけれど、すぐに収入になる訳もなく、一年くらいはガソリンスタンドでアルバイトしながら、山へ通った。その時、僕の心にあ続きを読む “15年・・・”
山と向き合う
炭やきの僕と、木こりの僕は入る山が違う。炭の原木は天然林、木こりは人工林。先週、福井の鋸谷さんの山を見せてもらう機会があった。今まで、いろんなところで人工林の話を聞き、管理や手入れについて学んできた。KOA森林塾も通った続きを読む “山と向き合う”
百姓になりたい
僕は百姓になりたい。百姓とは、「百の姓を持つ人」つまり、「百の仕事をこなせる人」のこと。 田んぼ・畑で食べ物を作り、山に入れば、木を伐り、出し、里へ戻って木を挽き、炭をやき、挽いた木で家を建て、家具を作り、やいた炭を使っ続きを読む “百姓になりたい”
命のリズム
毎日太陽が昇り、沈む。 その位置が日々変わってゆく。 でも毎年、同じ日に、同じ位置に戻る。 一年で季節を巡る。命のリズムの繰り返しだ。 そのリズムは、母なる地球が、父なる太陽の周りを大きく回るときのリズムだ。 今日も山の続きを読む “命のリズム”
ニュー・ワールド・・・
かすかに聞こえる声は誰の声だろう? 呼びかけるのは誰だ? 心に響く声は何だろう? 私をどこかに導く? 新たな始まりだ。 何かが始まる。 自然の恵みにあふれる土地。 ここは実りの大地。 自分を信じ、汗を流して働こう。
ただそれだけ
心から想う。この星を子孫に残したい。 直接血が繋がっていなくても、会う事の無い子孫に、この星を本来の姿で残したい。ただそれだけ。僕がしようとすることを、敢えて世に問えば、人はああだのこうだの言う。欲深く、薄汚い、下品な大続きを読む “ただそれだけ”
日々、動くこと
昨日も草刈り、今日も草刈り。異常なくらい暑い毎日なので、草を刈る時間は朝の8時から10時、夕方4時から5時と決めている。草刈り機の燃料が尽きたら、そこで終わり。無理してやらない。これが鉄則。 毎日名も無き山の懐に抱かれて続きを読む “日々、動くこと”
ふと思うこと・・・
ネ イティブの言葉を紐解いていくと、生きとし生けるもの全ては対等であり、全ての生き物は地球からの恩恵で生かされているとある。僕も心からそう思う。人間 だけがこの星の住人ではない。むしろ、人間以外の生き物の方が多いのだ。そ続きを読む “ふと思うこと・・・”