随分前、僕がまだジネッタを所有していた頃だ。たまたま、猿投グリーンロードのパーキングで、古いジネッタと遭遇した。同じ車に乗る者どうし、すぐに話が始まった。その時「これはホンモノですから」と、自慢げに言うそのおっさん。僕が続きを読む “ホンモノ・ニセモノ”
投稿者アーカイブ:炭やき人
見えないモノ
たまたま、カレンダーの一部がパソコンのモニターが邪魔で見えなかった。僕はそれを見えないまま、見えないカレンダーの日にちを数えた。僕の仕事は、見えないモノと対峙している。木こり・・・その木がどんな木か、伐ってみないとわから続きを読む “見えないモノ”
分をわきまえる
今日は暑かった。力仕事をしていて、頭痛がしてきた。ヤバイと思って、水分摂って、早めに帰ってきた。ハンモックで昼寝して復活した。 ニュースでは大雨の復興。 僕には何もできない。 夕日を眺めながら、そんなことを考えていた。だ続きを読む “分をわきまえる”
何の人?
あるMLで、「風の人・土の人」というタイトルの文を読んだことがある。外から刺激を持ち込むのが「風の人」、それを実践するのが「土の人」という解釈だった。僕は「水の人・木の人」があるんじゃないかと思う。「水の人」は、高い所か続きを読む “何の人?”
山の民の知恵と精神
僕が山仕事に必ず持ち歩く「割打:カンブチ」。土佐の両刃ヨキで、金馬斧とも呼ばれ、背中に焼き入れしてあって、金槌としても使える。枝払い、伐倒するときの矢を打ったり、鎹を叩いたりする。 この「カンブチ」にはもう一つ、重要な役続きを読む “山の民の知恵と精神”
15年・・・
15年って、あっと言う間。僕は42歳でSEを辞めて炭やき職人の道へ入った。炭やき修行はその前から続けていたけれど、すぐに収入になる訳もなく、一年くらいはガソリンスタンドでアルバイトしながら、山へ通った。その時、僕の心にあ続きを読む “15年・・・”
山と向き合う
炭やきの僕と、木こりの僕は入る山が違う。炭の原木は天然林、木こりは人工林。先週、福井の鋸谷さんの山を見せてもらう機会があった。今まで、いろんなところで人工林の話を聞き、管理や手入れについて学んできた。KOA森林塾も通った続きを読む “山と向き合う”
百姓になりたい
僕は百姓になりたい。百姓とは、「百の姓を持つ人」つまり、「百の仕事をこなせる人」のこと。 田んぼ・畑で食べ物を作り、山に入れば、木を伐り、出し、里へ戻って木を挽き、炭をやき、挽いた木で家を建て、家具を作り、やいた炭を使っ続きを読む “百姓になりたい”
命のリズム
毎日太陽が昇り、沈む。 その位置が日々変わってゆく。 でも毎年、同じ日に、同じ位置に戻る。 一年で季節を巡る。命のリズムの繰り返しだ。 そのリズムは、母なる地球が、父なる太陽の周りを大きく回るときのリズムだ。 今日も山の続きを読む “命のリズム”
ニュー・ワールド・・・
かすかに聞こえる声は誰の声だろう? 呼びかけるのは誰だ? 心に響く声は何だろう? 私をどこかに導く? 新たな始まりだ。 何かが始まる。 自然の恵みにあふれる土地。 ここは実りの大地。 自分を信じ、汗を流して働こう。