地球に優しくされるために、一体何をすればいいのか? みんな価値観が違う。 みんな方法が違う。 みんな想いや考えが違う。 少なくとも, 人はみな、自分のことしかわからないし、 自分のことしかできない。 僕は、それぞれの人は続きを読む “無題”
投稿者アーカイブ:炭やき人
森暮らし・・・
僕は恵まれている。ここ、旭の山村に空き家を借りて住み始めて5年。僕が目指す生き様、理想の暮らし方が段々と見えてきた。その暮らしは独りかもしれないし、誰かと一緒かもしれない。 僕は木こりだ。木を選び、伐るべき日に伐り、然る続きを読む “森暮らし・・・”
今日も明日も・・・
僕など、本当にまだまだだ。偉そうな事を書いていても、実際は全然ダメだ。 もっと間伐したいし、もっとたくさん炭をやきたいし、山に炭も置きたいし、たくさんの木を挽いてみたい。 口先ばかりで、大した事をしていないのが現状である続きを読む “今日も明日も・・・”
流域思想
僕は以前から「流域思想」が大切だと思っている。一本の川は、命を育み、モノを運び、あらゆるものを繋ぐ。 流域は運命共同体である。 上流で行われる行為が、下流に深刻な影響を及ぼす。特に、人と人のつながりが絡めばそれは顕著にな続きを読む “流域思想”
望み・・・
僕 の喜びは、山仕事して、炭やいて、星空の下でその炭火を眺めること。自分で伐った木で風呂を沸かしてゆったりと入ること。自分で伐った木を薪ストーブで焚いて大切な人を暖めること。仲間たちと物々交換した野菜を食べること。僕の目続きを読む “望み・・・”
大地に心があるという発想
久しぶりに、ネイティブアメリカンの本を読んだ。そこに書いてあった北山耕平さんの言葉だ。 「モンゴロイドの末裔として、われわれが便利な暮らしを追いかけるなかでなにを失ったのか?」 脳味噌に直接響くような問いかけだ。 森羅万続きを読む “大地に心があるという発想”
タチキカラ
タチキカラプロジェクト。「すまうと」の野木村さんと立ち上げたワークショップ形式のプロジェクトだ。「立ち木」から、心暖まる家具作りまでを一貫して行う。まず参加者の人たちには、僕が請けている山に立っている木を選んでもらう。ス続きを読む “タチキカラ”
自由と自在
山で独り、今後の段取りを考える。今(2014年10月9日)は満月期なので木を伐ることはなくて、いかに効率良く葉枯らししてある木を出すか?に考えを巡らせるんだ。 こうやって、自分で段取りして、自分で動いていると、「自由」を続きを読む “自由と自在”
間伐について
山を相手にするということは、地球を相手にすることです。僕ら木こりは、山に絶対の畏敬の念を払いつつ、山から資源を頂かなければなりません。超えてはならない一線を意識しつつ、立ち向かってゆくことに、仕事の喜びがあります。 間伐続きを読む “間伐について”
間伐材というランクの木はない
「間伐材」ってランクの木はありません。僕は「間伐」を仕事で請けます。間伐した木を出して、挽いて、製品にします。その木々は立派な「木材」です。「間伐」は施業の一種であり、木の品質を示す言葉ではない。今まで、何度も聞いて残念続きを読む “間伐材というランクの木はない”